どうも、がみたか(@gamitaka02)です!
Web制作の講師を始めてもうすぐ4年になりますが、その間にAIツールがかなり普及してきました。
「ChatGPT」がメジャーになったのを機に、AIの進化が止まるところを知らず、AIに関して一度は耳にしたことがあるのではないかと思います。
文章生成AIから生まれる文章や、画像生成AIが描いたイラストは目を見張るほど高度になり、Webデザインからコーディング、コンテンツ制作に至るまで、AIはクリエイター活動の幅広い場面で力を発揮してくれる頼もしい味方になりつつあるのです。
確かに、Webクリエイターには独自の発想力とデザイン性が求められるのですが、そこにAIを活用することで、より効率よく作業ができたり、新しい発想を得たりすることができるようになるので活用しない理由がありません。

このページでは、そんなAIを活用する本質的な考え方について大幅にリライトしてみました。

この記事の目次
AIは「魔法の杖」か、それとも「ただの箱」か?
「ChatGPTを使ってみたけれど、当たり障りのない答えしか返ってこない」
「期待外れの回答ばかりで、結局自分でやったほうが早い」
AIを使っている人は、そんなもどかしさを感じたことは1度や2度ではないかと思います。

AIの進化は目覚ましいものですが、大切なのは「どのツールを使うか」という表面的な知識ではなく、その本質としましては『AIという新しい知性とどう言葉を交わすかという「対話力」』にあると思っています。
これはAIを使う人によって違うかもしれませんが、AIを単なるツールではなく、共に成長する「相棒」として捉え直すことで、自分の仕事効率が良くなったので、あながち間違ってはいないかと思います。
AIは「命令待ちの部下」ではなく「優秀な補助脳」である
まず、AIに対する根本的なイメージを書き換えることから始めましょう。
AIは、こちらが何もしなくても気を利かせてくれる「万能ロボット」とイメージする人が多いのですが、実際はそうではなくロボットというよりは膨大なパターンを学習した「非常に優秀な計算機」といった感じです。
指示がないと動かないのですが、適切な質問をしてあげれば、人間の能力を何倍にも引き出してくれる便利な相棒です。
なのでどちらかというと、AIはあなたの指示を待つだけの「命令待ちの部下」ではなく、共に思考を深める「仕事仲間(相棒)」であり、自分の脳を拡張する「補助脳」と言ったほうがイメージに合うかもしれません。

AIは、対話を通じて人間の思考を引き出す『相棒』であり、『補助脳』である。
AIを使いこなす側には、主体性が求められます。
自分がハンドルを握り、AIという補助エンジンをどう動かすかを決める。
この「自分とAIその主従関係」を明確にし、「的確な質問力」を磨くことが、AIの性能を最大限に引き出すカギだと思っています。
プロンプト作成は「自分の思考」を映し出す鏡
AIへの指示書である「プロンプト」を作成する行為は、実は高度な論理的思考のトレーニングになるといわれています。
これは、人間の部下や後輩に的確な指示を出すプロセスと、本質的には同じです。
例えば「AIに意図が伝わらない」という現象が起きたとき、そこには一つの真実が隠れているのですが、それは「自分自身でも、何をしたいのかがまだ曖昧である」ということがそのままAIに反映されただけの話です。
AIは人間の「察する」というのができないため、目的やターゲット、背景があいまいで抽象的な指示には、あいまいで抽象的な結果、もしくは「自信満々の嘘」として返してきます。

AIに伝わるプロンプト(指示)を書く上で重要な3つのポイント
AIに伝わるプロンプトを書く作業は、頭の中にある「ふわっとしたアイデア」を分解し、論理的に再構築するといった作業になります。
その時に押さえておきたいポイントが
- 結局、何がゴールなのか?(目的)
- 誰に向けて伝えたいのか?(ターゲット)
- どんな条件が必要なのか?(制約)
この3つです。
内容にもよりますが、これらを言語化しようと格闘する時間は決して無駄な時間ではなく、あなた自身の「思考の解像度」を劇的に高めるといわれているので、大いに悩んで格闘してください。
「AIに話しかけているようで、実は自分自身と対話している――」
プロンプト作成は、あなたの考える力を鍛えるための最高の鏡になるのです。

精度を劇的に変える「問いの3ステップ」
AIから質の高い回答を引き出すためには、指示を「構造化」することが不可欠です。初心者の方でもすぐに実践できる、3つの要素を組み合わせた黄金律を紹介します。
- 目的・要求:AIに「自分が何をしてほしいのか」を明確にする(例:要約、アイデア出し、添削など)
- 条件・背景:目的に合わせて、条件を具体的に絞り込む(ターゲット、役割、トーン、文字数など)
- 出力形式:AIからの出力の形を指定する(箇条書きで〇件、表やインフォグラフィック、会話形式など)

次の「プロンプトの比較」を読んでいただけると、なんとなくでもわかると思います。
【比較例】ブログ記事の構成を考えてもらう場合
- NG例: 「ブログの構成考えて」
- 分析: 抽象的すぎて情報が足りず、AIの回答も当たり障りのない回答になる。
「誰に向けた記事か?記事のテーマは何か?見出しの数は?」最低でもこれぐらいは付け加えることで、もう少しマシな返事が返ってくると思います。
- 分析: 抽象的すぎて情報が足りず、AIの回答も当たり障りのない回答になる。
- 改善例(3ステップ適用):
- ①目的: ChatGPTの基本を紹介するブログ記事を書きたい。
- ②制約: 生成AI初心者がターゲット。親しみやすいトーンで、見出しはH2が5つでそれぞれにH3が2~3程度。PREP法を意識した構成。
- ③形式: タイトルと各見出しの階層がわかりやすいように。
- 分析: 目的・制約・形式が明確にしておくと、AIはあなたの意図を正確に汲み取り、質の高いアウトラインを生成できます。
ここからは、見出しごとに本文(下書き)を考えてもらうことで、ブログ記事を書く時間を大幅に短縮てきるようになります。

ハンドルは常に人間が握る。「運転支援システム」としてのAI
上手くつかうことができれば、確かにAIは強力な相棒ですが、決して盲信してはいけません。
AIは「ハルシネーション(もっともらしい嘘)」をつくことがありますので…
実在しない本や論文を堂々と紹介したり、存在しない法律をさも事実のように語ったりすることがあるのです。

AIはあくまで「運転支援システム」であり、最終的な責任を負う「ハンドル」はそれを扱う人間が持たなければなりません。
そこで、責任をもってAIを活用していくための「3つのルール」を守りましょう。
- ハルシネーションを疑う:回答は「仮の答え」と捉え、重要な情報は必ず自分で裏付けをとる。
- 機密情報・個人情報を入力しない:入力した内容はAIの学習に使われる可能性が大半です。そのため、顧客情報や社外秘は絶対にAIに書き込まない。
- 最終判断は必ず人間が行う:AIには感情や倫理観、責任感がありません。出力内容が意図に合っているか、誰かを傷つけないか、人間が責任を持ってチェックする。
特に大事なのは「必ず一度は自分で目を通し、間違いがあれば修正すること」です。
【役割分担の明確化】
これはよく言われていることですが、自分(人間)とAIの役割をきっちり分けることで効率と正確性のバランスが取れます。
- AIに任せる領域:情報収集の初動、文章のたたき台づくり、多様な言い回しのアイデア出し、定型作業の自動化。
- 人間が判断すべき領域:ファクトチェック、感情やニュアンスの確認、倫理的判断と最終的な意思決定。
AIに書かせた文章はかなり「それっぽさ」があるので、よく使う人が見るとなんとなくわかりるので、ブログ記事一つとっても、その都度確認と修正は必要です。

AIに奪われるのではなく「AIと共に強くなる」という未来
巷でよく言われている「AIに仕事が奪われる」という不安を持つ人は一定数いるかと思います。
ですが、どちらかというとこれからは「AI vs 人間」ではなく、「AIを使える人 vs 使えない人」の差が開いていく方が可能性としては高いかなと思っています。
それを信じるかどうかは個人の意思を尊重しますが、ベネフィットとしてはAIを味方につけることで、私たちは以下の3つの価値を手に入れることができると思っています。
- 時間の創出:AIで10分時短できたリソースを、より創造的な企画の立案や「人間にしかできない作業」に充てることができるようになる。
- 品質の向上:AIでたたき台を作り、AIと共に情報の過不足を調整し、最後は自分の感性で磨き上げることで、アウトプットの質を極限まで高めることができる。
- 視点の拡大:自分では当たり前と思っていることでも、AIに別の視点を足してもらうことで、自分一人では到達できなかった多角的な判断が可能になる。
これらのベネフィットから、AIは自分の強みを何倍にも拡張してくれる強力な武器だと言えます。
なので、AIを恐れるのではなく、「AIを使うことで自分の強みをどう伸ばせるか?」を考えた方がずっと建設的だと思います。
昨今のAIツール事情
2023年に「ChatGPT」が話題になってから、たくさんのAIツールやAIサービスが各地でリリースされました。
ですが、AIのツール自体は基本的に
- OpenAI(ChatGPT、DALL-E3、Sora2など)
- Google (Gemini、Nano Banana Pro、Veo3.1など)
- Microsoft(Copilot、AI creationsなど)
これらがベースになっており、AIツールのサービスとして「複数のAIツールが扱えるサービスが多数存在する」といった感じです。(もちろん、この3つ以外にもツールはあります)
同じツールにおける無料・有料の違いは主に「高性能版の使用回数」や「回答の精度・速さ」などに違いがあったり、各種リリースされているAIサービスでは、「サービスによって同じ動画生成でも得意分野が違う」といった事情が、より初心者ユーザーを悩ませている状況になっていると思います。
いずれのAIツールも基本的に無料で使うことができ、基本的に有料のAIサービスも、回数は少なかったり、会員登録が必要な場合もありますが「無料お試し」ができるところがほとんどなので、まずは無料から始めてみるのが良いでしょう。
まとめ:今から始める、相棒との「小さな対話」
何事も取っ掛かりは同じで、AI活用も「習うより慣れろ」です。
毎回言うことが微妙に変わる(ニュアンスはたぶん同じ)AIを相手に「正確・完璧」を求めるとキリがないので、まずは楽しみながらこれからの相棒との小さな対話から始めてみてはどうでしょうか?
今すぐスマホを使って実践できる、3つの具体的なアクションを紹介します。


- 毎日1つ、AIに話しかけてみる:夕飯の献立やニュースの要約など、日常の小さなことからお悩み相談など、「まずはAIに触れてみる」習慣をつくりましょう。
- 「うまくいかなかったプロンプト」を記録する:失敗こそが上達のヒントです。「なぜ伝わらなかったのか?」を考え、上でお伝えした「問いの3ステップ」を意識することが、最高の思考訓練になります。
- 「自分の仕事・生活で試したいことリスト」を作る:AIは「人間と違って気軽に聞けること」もその良さだと思っていて「今度あれを聞いてみようかな?」とか「こういったことはできるかな?」などをメモしておくことで、次の一歩が踏み出しやすくなり、自然とAIを使うことができるようになります。
このページをここまで読んでくれた人は薄々気付いているかもしれませんが、「AIとの付き合い方」は「人間(職場や家庭)とのコミュニケーション」にとてもよく似ています。
言い換えると、AIがうまく使えるようになれば「相手に伝わる言葉」が使えているということにもつながるので、職場や家庭でのコミュニケーションも上手くできるようになると思っています。
自分もまだまだ修行中ですが、この記事をきっかけにAIとうまく付き合って「今までできなかったこと」や、「今までなかったものを生み出す」なんてことができたら幸いです。
それでは、今回はこの辺で!
また次の記事でお会いしましょう^^
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